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カードを配っていきストップといわれたところのカード以外、裏の色が変化してしまうカラーチェンジングデックというカードマジックです。
現象がシンプルでわかりやすいカードマジックなのも良い感じです。
セカンドディールの使い方に驚いたのと、赤の面を見せる時の角度や動きに感心しました。
そもそもカラーチェンジングデックとは?
カードマジックの中でも有名なマジックの1つ、カラーチェンジングデック。
簡単に言えば裏の色が変化するカードマジックの事です。
現象的には選んでもらったカードだけ変化していないとか、あるいは最後にそのカードも色を変えてしまったりいろいろなパターンが存在します。
ギミックを使った方法がほとんどで、相手に渡して調べさせられる方法のほうが少ないかも知れませんね。
ちなみに動画の方法なら調べさせる事が出来ますね。
あとトリックカード辞典等にも掲載されてて有名なのが、ダブルバックカードを使った解決策ですかね。
テレビでもプロのマジシャンが演じていたような気がします。
また、すべてギミックカードで構成されたデックで演じる方法も存在します。
ラフ加工やショートカードを使ったような解決策が多い気もします。
あとはデックシェル(デックスイッチ)を使った解決策のものも存在します。
上手く決まればこれが一番不思議かも知れません。
あとトリックデックですが、こういうのもその一種でしょう。
メンタルフォトグラフィーデックと言いまして、こちらもカラーチェンジングデックの一種ではないかと思ってます。
こちらはガチガチのギミックデックですので相手に手渡すことは出来ませんが、これもブレインウェーブデックやインビジブルデック同様の昔からある有名なトリックデックです。
1つ持っておけばテーブルホップでも大活躍しそうなギミックのデックですね。演じた後リセットも出来ますし。
カラーチェンジングデックのバリエーションはそんなに多いの?
これも探せば数え切れないほど存在しますね。
「色をどう変化させるか」なんて無限にパターンがあるので、色々なマジックとも組み合わされてます。
例えばトライアンフと組み合わせたカラーチェンジングトライアンフですかね。
こういう感じでトライアンフの最後に裏の色が変化します。
カラーチェンジングデックとトライアンフの不思議さが合わさってますよね。
大事なのは表向きに戻した後、裏向きに広げるところです。
ここを一気にやって裏向きで広げたりすると、客は混乱して着いてこれません(笑)
あと上の動画も、私なりのちょっとしたアレンジです。
昔カラーチェンジングデックのアレンジは10個以上考えた事がありますが、これはその1つ。
モンキー・イン・ザ・ミドルと言うカードマジックと組み合わせています。
とても不思議なので単体でも十分イケる現象だと思います。