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6枚の別々のカードがあればすぐに出来る予言のマジック!
本ネタと思われるエイトカードブレインウェーブと同じ現象ですがこちらは6枚で行われているようですね。
オーラムサトルティと言う技法が使われていて、タイミングが合えばかなり驚かせる事が出来るマジックです。
バリエーションもかなり考えられており、ハーマンカウントを使うものもあればギミックを使うものもあります。
B’wave(ビー・ウェーブ)などもそうでしょう。
そもそもブレインウェーブデックとは?
ブレインウェーブデック原案は、ダイ・バーノン氏だと言われています。
私もカードマジックだとブレインウェーブデックかインビジブルデックが一番不思議だと思ってます。
動画を見ればわかる通り、現象があまりに強烈です。
何せ思ったカードが表返っていて裏の色が違うわけですからね、一度見たら忘れられません。
おまけにすぐに決着が付く上に、友達に話したがるほどのインパクトがある現象を引き起こすマジックです。
演じる側も気軽にストレス無く演じられて、非常にインパクトのあるトリックデックです。
マジックを知らない相手に見せる場合、これより使い心地が良くて、
インパクトのあるカードマジックは無いのでは?とまで思ってしまいますね。
念のため記事でも現象を説明しておくと、まず相手にカードを心に思って言って貰います。
仮にそのカードを「ハートの4」と言ったとしましょう。
マジシャンがケースから出して手の間に広げるとハートの4だけが表向きです。
これだけでも驚きなのですが、しかも裏の色が違うと言う不可能の中の不可能を極めたようなマジックです。
トリックデックなのでレギュラーデックでは同じ現象の再現は難しいですが一度見たら忘れられないほど強烈です。
ブレインウェーブデックっていくつもあるの?
マジックショップなどを探してみると結構あります。
レギュラーデックを使って再現する方法もあれば、違うギミックで解決するものもありますね。
この動画で演じているブレインウェーブデックの方法ですら、元はエイトブレインウェーブと言うブレインウェーブデックのバリエーションだと思われます。
マジックショップで検索等してみると「現象をさらに進化」させているものもあれば「現象変わってるじゃん‥」と言うものまで色々あります‥
まあアレンジなので良いとは思うのですが、やはりオリジナルの現象を再現出来るものはなかなか無いですね。
だいたいギミックカードを使った解決策が多く、デックシェルを使った解決策もあります。
海外のマジックDVDではレギュラーデックで出来るものも存在はしているので探してみると楽しいでしょう。
しかしこの現象、やはりオリジナルが相手に手渡し出来ないわけですから、どうせなら手渡ししたいですよね‥
調べてみるとテーブルに広げる方法もあれば、裏も表も見せる方法もあります。
ただし、なかなか原案に匹敵するものは無いと思います。
現象を追加してるものだと最後に表を向けたら全部ブランクフェイスカードだったみたいなアレンジもありますね。
色々考えられていて面白いです。
4枚で行うBWAVEと言う枚数が最も少ない物もあります。
相手自身に広げて貰うアレンジ作品は、やはりメンタルフォース系が多いような気がします。
DVDでレギュラーデックで出来るのだとアランアッカーマン氏のDVDもありますね。
こちらは赤いトランプと青いトランプの2組を使っていて、とても面白い解決策だと思いました。
動画のブレインウェーブデックの別の演じ方
不要かもしれませんが、ちょっと考えてみた小ネタを紹介しておきます。
こちらはラフ加工を使っていないのと変化後に52枚あります。
このようにブレインウェーブデックのアイデアやアレンジなんていくらでもあり、私でも思いつきます。
ただ、それが原作を超えることはまず無いと思ってますけどね、元ネタがあまりにも完璧すぎて。
他に、一番最初の動画の6カードブレインウェイブ?の方法のアレンジですと、こんなの方法も考えられますね。
例えば赤裏と青裏のカードが用意出来ない場合、即席で赤いカードと黒いカードでも一応出来ます。
ただ、出来れば絵札は混ぜないようにして数字だけにするとか、6とか9とか8とか混ぜたらわからないカードでするほうが良さそうです。
オーラムサトリティも逆にするだけなので、何も難しい事はありません。
こうする事で、6分の1を引いたような現象が起こせます。
また、赤と黒で演じる以外にも、同じカード3枚ずつ使ったほうが自然です。
この場合、例えばクラブのJとダイヤのAのダブルフェイスカードを封筒に入れて、最後に出す等も可能です。
もしかすると、マコミカルデックみたいな演出にも利用出来るかも知れませんね。
また、動画の方法でカードをこのように並べておけば、ハーマンカウントでも全部同じ色に見せる事が可能です。
凄く楽しいマジックなので、興味があれば是非一度やってみましょう。
そしてオリジナルのブレインウェーブデックは超お勧めです。
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