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アンビシャスカードと言う名前の、選んでもらったカードが上に上がってくるカードマジックの種明かし動画です。
少し練習が必要ですが、これはそのさらに進化版というか、そもそもアンビシャスカードを知ってる人を騙す方法ですね。
対マジシャン用なので一般ではあまり使わないかも知れません。
特にティルトと言う後ろからカードを入れたように見える技法を知っている人向けです。
「あれ?ティルトだと思ってたのに違うのか」みたいな反応が得られるマジックですね。
ちょっとマニアックなティルトとして見ても面白いです。
しかしこういうアイデアは進化させていけばさせるほど、現象自体進化して行くので、どんどん発展させていくべきです。
表向きでやるアンビシャスカードもあれば、枚数を減らして演じるアンビシャスカードもあります。
ティルトの別の使い方もどんどん研究していけば新しいものも見えてくるかも知れません。
ちなみに私はアンビシャスカードで難しいのって、何度も使うブレークだと思うのですがどうでしょうか?
カードが上に上がってくるマジック、アンビシャスカードの種類は多いの?
海外のプロマジシャンのレクチャーDVDでもかなりの頻度で登場するのがアンビシャスカード。
最近ではユーチューブの種明かし動画でもかなり解説されてますが、実際はあんなものじゃありません。
数え切れないほどのアンビシャスカードの技法があり、経験者を騙せる方法だってあります。
他にギミックカードを使ったアンビシャスカードもあります。
ダブルバックカードやダブルフェイスカードを使ったものは有名ですが商品で売ってるものも多く存在します。
特にクライマックス用の商品が多いですね。オムニデックとかアルティミット・アンビション等があります。
あとギミックではないですが、ダブルブランクカードを使ったアンビシャスカードは好きです。
ダブルブランクカード52枚を使い1枚にサインをしてアンビシャスカードを行えます。
レギュラーデックで演じるよりもダブルリフトの回数が少なくてすみます。
カードが上に上がってくるマジックってアンビ以外だと、どんなのがあるの?
ざっと思いつくだけでも「エレベーターカード」「アンビシャスクラシック」などがありますね。
エレベーターカードは1から3のカードが順番に上や下から出てくるマジックです。
アンビシャスクラシックは1から5までのカードで順番に上に上げていくマジックです。
ただ一番最後に意外なクライマックスがあるものが多いですね。
他にも「アンビシャスエース」と言う4枚のAを真ん中に入れて上から出すものも存在します。
4枚の同じ数字のカードが上に上がってくるマジックの場合はこう呼んでます。
エースなどの字札でも出来ますが、絵札でも出来るわけです。
エルムズレイカウントを使うパターンのだと絵札でする事が多いですね。
このようにカードが上に上がってくるマジックと言ってもアンビシャスカードだけとは限りません。
トライアンフで裏表混ぜてから指を鳴らすと一番上から現れて、残りのカードは向きが戻っているのとかもあります。
「どこにもあってどこにもないカード」で似たような一番上から出すパターンもあります。
アンビシャスカードを元にして、現象を変えたりもっと不思議にする方法を考えてみたり。
色々試行錯誤しながら研究していくととても楽しいかも知れません。